旅の記録

超効率よく和歌山スピリチュアル旅を楽しむ【3泊4日】2日目

今日はいよいよ和歌山入り!

早起きしてスピリチュアルスポットをたくさん巡るよ!

初日は大部分を移動に費やし、大阪鶴橋でホルモンを堪能した。

2日目はようやく旅の目的の和歌山へ。

ゾゾっとする異様な光景が見られる「鎌八幡」や、日本三大霊山として有名な「高野山」を超効率よく巡っているので、ぜひ旅の参考にしてほしい。

超効率旅の鉄則

  • 早寝早起きで早朝から行動するべし!
  • レンタカーを駆使するべし!
  • 歩きやすい服装で行動すべし!
  • できるだけ荷物を減らすべし!

3泊4日—2日目

超効率旅の鉄則に書いたとおり、今朝も早朝から行動を始める。

旅の時間はやはり有限なので、最初の目的地までの移動は早朝に済ませておくと、後の行程がスムーズになるだろう。


そうは言っても、旅の間の体調は万全でいたいもの。

そのためにも、前日は早めに眠り、最低7時間の睡眠時間を確保しよう。

2日目行動予定 楽地図

大阪から和歌山へ

5:30 起床。

朝早いので朝食は食べずに、30分ほどで身支度を整える。


大阪(天満駅)から和歌山駅へはおよそ1時間30分ほどで到着する。

6時代の電車に乗って、8時前には和歌山に到着するように計画を立てておくと良いだろう。

朝食は道中食べるのが丁度良いので、事前にコンビニなどで調達しておくことをおすすめする。

和歌山駅でレンタカーを借りる

8:00 JR和歌山駅から徒歩4分で到着する「日産レンタカー」で車を借りる。

(JR和歌山駅とは別に、JR・南海 和歌山「市」駅があるので混同に注意。名前は似ているが、2.7km徒歩40分離れた位置にある)


超効率旅では、なるべくレンタカーの店舗のオープンと同時刻に予約を入れておくことがおすすめ。

今回の店舗は8時オープンだったので、8時に予約を入れ、8:10には出発できた。

「クイックチェックイン」などのサービスがある場合は、事前にスマホ等で済ませておくと、出発までの時間を短縮できる。

地元に根差したパン屋の味にほっこり

和歌山駅から鎌八幡宮までは下道でおよそ1時間、高速で40分ほど。

早朝に食事を済ませるも、そろそろ小腹が減ってきたので、パン屋さんを探す。


鎌八幡宮までの道中に「パン工房ぶりりあんと」という老舗らしきパン屋さんを発見。

旅先ではこういった地元のパン屋さんに立ち寄ることがしばしば。

手軽にぱくっと食べられるパンを選んでいる。


「パン工房ぶりりあんと」では、口コミで評価されていた分厚いフレンチトーストとカレーパンを購入。

フレンチトーストは卵の味がしっかり感じられ、カレーパンは想像以上にふわっふわで、どちらも一瞬にして食べきってしまった。

リーズナブルでおいしいので、近くに立ち寄った際はぜひ寄ってみてほしい。

店舗情報

  • パン工房ブリリアント
  • 住所…〒649-6542 和歌山県紀の川市東野50−2
  • 電話番号…0736ー74ー3322
  • 営業日…金曜休み
  • 営業時間…9:00~18:00
  • アクセス…和歌山駅から車で43分(鎌八幡宮まで車で15分の位置)

最新の情報は電話での確認を推奨

呪い?異様な光景の鎌八幡宮

9:30 鎌八幡宮到着。

鎌八幡宮とナビをセットして訪れると、丹生酒殿神社(にうさかどのじんじゃ)に到着する。

鎌八幡宮は 丹生酒殿神社の境内裏手に鎮座している。

境内は静寂に包まれ、まずイチョウの大木が目に留まる。

季節はイチョウにはまだ早く、金木犀が盛りの時期だったので、神社に到着すると金木犀の上品な香りが漂っていた。

さて、お目当ての鎌八幡宮はというと、 丹生酒殿神社の社殿を正面に見て、右手の寂れた遊具が配置されている方へと進むと、「鎌八幡宮」の文字が。

そこをもう少し先へ進むと、鳥居の奥に大量の鎌が突き刺さった大木を見ることができる。

周りは鬱蒼としているので、日中でもなんとなく薄暗い。

大木を目にした瞬間、呪いの藁人形を連想し、ゾッと体温が下がる感覚があったが、説明書きを読むと、どうも恐ろしいものではないようだ。


説明によると、鎌八幡宮では願い事の願掛けで鎌を大木に投げ、刺されば願いは成就する…という風習があるよう。

真新しい鎌から、錆びて持ち手の部分が朽ちて無くなっている鎌まで、無数に刺さっている。

古今の人々の願いの結晶たるご神木は、まさにスピリチュアルそのもの。

一見の価値があるだろう。

神社情報

  • 鎌八幡宮(かまはちまんぐう)
  • 住所…〒649-7133 和歌山県伊都郡かつらぎ町三谷631
  • アクセス…和歌山駅から55分(下道)
  • 御朱印…なし(手前の丹生酒殿神社の御朱印は書置きがある)

心休まるスピリチュアルスポット丹生都比売神社

10時 急遽予定外に時間が余ったので、高野山へ向かう前にもうひとつ神社を巡ることにした。

鎌八幡宮から車で15分ほど、曲がりくねった道を進んでいくと 丹生都比売神社 (にうつひめじんじゃ)に到着。


丹生都比売神社はアマテラスオオミカミの妹とされる 丹生都比売大神(にうつひめのおおかみ)を御祭神としている神社。

全国総勢180社にのぼる、丹生神社・丹生都比売大神を祀る神社の総本社という位置づけにある。(鎌八幡宮の手前の丹生酒殿神社も180社のひとつ)

創建は1700年以上前。

丹生都比売大神が空海に高野山をお譲りし、後に空海が真言密教の地として高野山を開いたという伝説が残っている。


当初、予定に入れていなかった神社なので、ふらっと立ち寄ってみたが、神社の雰囲気が穏やかで優しく女性らしいと感じた。

また、境内を流れる水が清らかで、自然と「長居したいな」と感じられ、思わず御朱印をいただいてしまったほど。

小川と神社を結ぶ朱色の橋がトレードマーク。

神社情報

  • 丹生都比売神社
  • 住所…〒649-7141 和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野230
  • 電話番号…0736ー26ー0102
  • アクセス…鎌八幡宮から車で14分
  • URL…https://niutsuhime.or.jp/
  • 御朱印…あり(手書き)

最新の情報は上記URLや電話での確認を推奨

空海が眠る「高野山 奥の院」

11時 高野山 奥の院 中の橋駐車場に駐車。

高野山エリアは非常に広大で、すべてを見て周ろうとすると、丸一日必要になる。

しかし、見どころを効率よい道順で巡っていくことで、4~5時間で周ることができるだろう。


基本的には高野山に参拝の順序はないが、まずは高野山の最奥部に位置する奥の院や空海の眠る御廟を巡るのがおすすめ。

そのためにも、一の橋駐車場もしくは、中の橋駐車場(時間が限られている場合)に駐車しよう。

奥の院へと進んでいくと、樹齢700年以上の巨大な杉の木々が広がり、あたりはびっしりと墓石が並ぶ、神秘的な光景が広がっている。

武田信玄や石田三成、豊臣秀吉などの有名な武将の供養塔や墓がそこかしこに見られ、しばらく歩くと、ここは黄泉の国かと錯覚するような不思議な感覚に陥るだろう。

高野山を聖地として開いた空海が眠る「弘法大使御廟」は奥の院の最奥部に位置し、さらに神聖な雰囲気が漂う。

「弘法大使御廟」は手前の橋より写真撮影が禁止されているので注意しよう。

霊山ならではの緊張感にも似た厳かな雰囲気は、実際に訪れて感じてほしい。

山菜釜飯と生ごまどうふに舌鼓

13時 強力なパワースポットを訪れると気にあてられて、それなりに疲労感が出てくる。

このあたりで食事休憩をはさんでおこう。


高野山エリアには数多くの食事処があり、どこも非常に評価が高いので、基本的にどこで食事をしても満足できる。

ただ、せっかく高野山へ来たのであれば、高野山ならではの山菜や、高野山の修行僧にとって貴重なたんぱく源として食されている濃厚な生ごまどうふを食べないなんてもったいない。

このような観点から、今回選んだのは「つくも」という釜飯で人気の食事処だ。

比較的リーズナブルな価格帯で、ボリュームもあり(精進料理や菜食は比較的少なめ)、大変満足な食事になった。

釜飯は茶碗3杯ほどのボリュームがあり、山菜がどっさり入っている。

セットの生ごまどうふはたっぷりのゴマが練りこまれて濃厚な味わい。

ちなみに、この生ごまどうふ、賞味期限が1日となっているので、おそらく高野山以外では食べることができないだろう。

(お土産用のごまどうふを販売している店舗もあるが、生のごまどうふとは味が全然違うので注意

この生ごまどうふのおいしさに驚き、近くのごまどうふ専門店まで買い求めに行くほどには、魅了されてしまった。

高野山エリアの入り口の「高野山 大門」は「つくも」から徒歩1分なので一緒に見ておこう

店舗情報

  • つくも
  • 住所…〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町高野山243
  • 電話番号…0736ー56ー2212
  • 営業日…木曜休み
  • 営業時間…10:00~16:00
  • アクセス…お助け地蔵前駐車場から徒歩6分、愛宕前駐車場から徒歩5分

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金剛峯寺・壇上伽藍 壮麗な建築物を観る

14時 金剛峯寺前駐車場に到着。

高野山を訪れたからには、奥の院に続いて金剛峯寺と壇上伽藍は外せない。

金剛峯寺は空海が開いた真言宗の総本山で、広大な境内には石庭や大広間のほか大きなかまどが印象的な台所も見どころだ。

金剛峯寺を拝観するなら、所要時間は1時間ほど。

施設情報

  • 金剛峯寺(こんごうぶじ)
  • 住所…〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町高野山132
  • 電話番号…0736ー56ー2011
  • 営業日…毎日
  • 営業時間…8:30~17:00
  • 料金…中学生以上1000円、小学生300円
  • URL…http://www.koyasan.or.jp/

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15時 金剛峯寺から壇上伽藍までは徒歩10分ほどで到着する。

壇上伽藍内部へは無料で入ることができ、金堂や根本大塔の外観や、六角経蔵、西塔など数多くの建造物を観ることができる。

ただし金堂(500円)や根本大塔(500円)は、それぞれの施設内部に入るには別途料金がかかるので、時間と相談して拝観しよう。

詳しい料金については、高野山真言宗総本山金剛峯寺の「金剛峯寺関係各所料金表」を参考にしてほしい。


他にも高野山エリアには、文化財が展示されている霊宝館(1300円)や徳川家霊台(200円)などがある。

しかし各施設で拝観料がかかり、時間も限られているため、今回の超効率旅のプランからは外すことにした。

壇上伽藍を無料の範囲内で拝観する場合は1時間、内部も拝観する場合は2時間以上を見ておこう。

旅疲れを癒しに川湯温泉へ

16:00 金剛峯寺前駐車場を出発し、今晩の宿 川湯温泉「温泉民宿 川村屋」へ。

3日目は熊野のスピリチュアルスポット、熊野三山を観に行くため、近くの宿を予約しておいた。

ところが、ここでトラブルが発生!


高野山から車で2時間ほどの距離に位置するが、通常の道だと思い込み、甘く見ていた。

高野山中を通る道のため、曲がりくねって起伏の多い道が多数。

道幅が狭くとても対向車とすれ違えないような道や「落石注意」の看板。

夕方に差し掛かり暗くなっていく中、山中で電波が途切れてナビも車内のオーディオも切れてしまった。

↓実際に運転した道(ただし途中で道に迷った)

おそらく途中で道を間違えて、約2時間で到着の予定が、結局3時間半ほどの長距離運転になって、もうへとへと…。


チェックインの時間を過ぎて到着し、宿の人と話をすると、いわく「現地の人はみんな高野龍神スカイラインを使う」そう。

高野龍神スカイラインを通るほうが30分ほど時間がかかるものの、道幅が広く、安全でしかも無料で通れるとのこと。

高野山から川湯温泉や熊野三山へ車で向かう方は、以下の経路の利用を強くおすすめする。

民宿での夕飯は新鮮な刺身定食

19:30 どうにかこうにか、本日の宿、川湯温泉にある温泉民宿 大村屋へ到着。

スタッフさんは気さくで優しく、新鮮なお刺身定食も最高。

おひつに入ったご飯はホカホカで味が濃く、おかわりができる。


その日の入浴は民宿内の温泉を利用。

旅の疲れを存分に癒す。

民宿の外部の川沿いにも露天風呂があるので、そちらは翌日の早朝に楽しむことにする。


熊野本宮大社にほど近く、温泉を楽しむことができ、朝夕食付で1万円を切るという高コスパ宿は、他になかなか見つけられないだろう。

看板クロ猫さんがうろうろしている

施設情報

最新の情報は上記URLや電話での確認を推奨

超効率よく和歌山スピリチュアル旅を楽しむ【3泊4日】 2日目のまとめ

超効率よく周った結果、観たいたころを観つくせた2日目になった。

ただし、高野山から民宿までの道のりには、本当に注意していただきたい。


さてスピリチュアル旅を楽しむ3泊4日の3日目は、ついに熊野三山へ足を運ぶ。

3日目も超効率よく、スピーディに周っていくので、しっかりと睡眠時間をとっておこう。


2024年2月28日…3日目を公開👇👇

2024年3月11日…4日目を公開👇👇

1日目の模様はこちら👇👇

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