豆知識

トラガスピアスの付け替えは難しい?原因と付け替えのコツを紹介!

トラガスのセカンドピアスにラブレットスタッドを選んだんだけど、付け替えが難しい…ピアスホールが奥すぎるからかな…

トラガスは耳の穴の側からピアスを付けるから、難しいよね!付け替えが難しい原因とコツを紹介するから、一緒に見ていこう!

この記事の内容

  • トラガスピアスの付け替えが難しい原因
  • トラガスピアスを付け替えるコツ
  • コツを試しても難しい場合にすること

なぜトラガスピアスは付け替えが難しいの?

トラガスのファーストピアスを卒業すると、セカンドピアスでラブレットスタッドを選ぶ人が多いようです。

ラブレットスタッドとは一方がネジ式のピアスヘッド、もう一方がフラットな形状になっているピアスのこと。

ラブレットスタッド

片方がフラットな形状のため、トラガスの場合はイヤフォンがしやすいという利点があります。


しかし、トラガスのピアスにラブレットスタッドを選ぶと、まず直面するのが「付け替えの難しさ」でしょう。

トラガスの位置は耳の穴の側からピアスを入れるため、ピアスホールを見ることができません。

また、小さい耳の穴付近の空間を使っての作業になるため、付け替えが難しいのです。


ここからは、トラガスピアスの付け替えが難しい原因をもう少し詳しく見ていきます。

この理由は耳の形状、ピアスホールの状態などは人それぞれ異なるためです。

その次にトラガスを付け替えるコツを原因別に紹介しますね!

トラガスピアスの付け替えが難しい原因5選!

ここではトラガスピアスの付け替えが難しい原因を5つ紹介します。

自身の状況に照らし合わせて、原因を突き止めてみましょう。

トラガスピアスを付け替えるコツの参考になりますよ!

付け替えられない原因

  • ピアスホールが耳の穴の奥に向いている
  • ネイルが長くて耳の穴に指が入らない
  • 耳の穴が小さくて指が入らない
  • ファーストピアスの期間が短かった
  • ラブレットスタッドに慣れていない

ピアスホールが耳の穴の奥に向いている

トラガスをピアッシングしたとき、失敗してしまった人に多いのがこのパターンです。

耳の穴の奥に向けてピアッシングしてしまった場合は、当然ピアスホールも耳の穴の奥に向いてしまいます。


トラガスの位置の軟骨は他の部位よりも分厚くなっています。

このため、ピアッシングの際「少し斜めになったけど大丈夫だよね」と感じたとしても、ピアスホールの出口は意外にも奥の方にできてしまうのです。


この結果、ラブレットスタッドのピアスを耳の穴の側から入れるときに、耳の奥の方でピアスを入れる作業をしなければなりません。

どうしても付け替えの難易度は上がってしまいますよね。

ネイルが長くて耳の穴に指が入らない

トラガスのラブレットスタッドの付け替えには、耳の穴付近の小さな空間で作業する必要があることを説明しました。

このため、ネイルが長い場合は耳の穴に指が入らず、付け替えが難しいのです。

ネイルが長い場合は、どうしても細かい作業が難しくなってしまいますよね。


さらに、ネイルで耳の中やピアスホールを傷つけることは避けたいもの。

以上のような場合を想定した付け替えのコツを後ほど紹介します!

できるだけ耳の奥に指を入れずにピアスを付け替える方法や、指を使わないでピアスを付け替える方法を紹介するので、参考にしてみてください!

耳の穴が小さくて指が入らない

ネイルなどの指先の問題とは反対に、耳の穴が小さくて、ラブレットスタッドのピアスを付け替えるのに十分なスペースがない、という場合もあります。

耳たぶの分厚い人、軟骨が厚く硬い人など耳の形は人それぞれです。

中には耳珠(じじゅ…トラガスを開ける部分)が大きく出っ張っている人もいます。


このような方がトラガスにラブレットスタッドを付ける場合は、指を使う以外の方法を試してみましょう。

詳しいコツは後ほど紹介しますね!

ファーストピアスの期間が短かった

ファーストピアスの期間を予定よりも早く切り上げてしまった場合には、ラブレットスタットだけでなく、通常のピアスでも付け替えが難しくなります。

一般的に軟骨ピアスのファーストピアスは3か月から半年間付けておく必要があります。


しかし、なんらかの事情によって、ファーストピアスのを予定より早く切り上げてしまった場合は、まだホールが安定していない可能性があるのです。

ホールが安定していないと、ピアスを通すときに痛みや出血があったり、ピアスホールがきつく、なかなか思うようにピアスが入らないことがあります。


この場合は、まずピアスホールを安定させるためにも、ラブレットスタッドにこだわらず、付けやすく、アレルギーの出ないピアスを付けましょう。

ピアスホールの安定については「トラガスのファーストピアスが取れない!家にあるもので取れる方法を紹介!」の記事で詳しく紹介しています!

ピアスホールの安定について心配なことがある方は、参考にしてみてくださいね!

ラブレットスタッドに慣れていない

ラブレッドスタッドのピアスはトラガスだけでなく、耳たぶや他の軟骨ピアスにも使われています。

トラガスでラブレットスタッドをデビューした方は、慣れるまでは付け替えが難しいと感じるかもしれません。


しかし慣れてくると、ピアスホールが見えなくても、指先の感覚で付け替えられるようになりますよ!

ピアスホールの位置やピアスホールの引っ掛かり、ピアスホールの角度などは、付け替える頻度が多いほど、指先が感覚を覚えてくれます。

先に紹介した4つの原因に当てはまらない方は、単純に慣れの問題かもしれません。

トラガスピアスを付け替える6つのコツ!

トラガスピアスの付け替えが難しい原因を詳しく紹介しました。

耳の形状やピアスホールの状態など、様々な条件によって、付け替えが難しい原因が異なることが分かりましたね!

原因によって、付け替えるときのコツも変わってきます。

以下では原因別にコツを紹介していきます!

付け替えのコツ

  • 別のピアスをガイドにして押し出す
  • 鏡を使ってピアスホールを確認して付ける
  • ペンチを使って付ける
  • 軟膏を塗って滑りを良くして付ける
  • 軸(シャフト)の長いピアスを選ぶ
  • 2人がかりで付ける

別のピアスをガイドにして押し出す

トラガスのピアスが付け替えられないときに最もおすすめな方法が、別のピアスをガイドにして押し出す方法です。

特に「ピアスホールが耳の穴の奥に向いている 」という方におすすめです。


トラガスの付け替えが難しいのは、どこにピアスホールがあるのか見て確認できないから。

耳の穴の方からラブレットスタッドを入れる前に、別のピアスを前からトラガスに通してみましょう。

ラブレットスタッドは、ねじ式のピアスヘッドのため軸(シャフト)が筒状になっています。

前から通したピアスをラブレットスタッドの筒の部分に入れ、押し出すことで、自然とピアスホールにラブレットスタッドのピアスが通ります。

ピアスヘッドをシャフトに回し入れて付け替えは完成です。

鏡を使ってピアスホールを確認して付ける

鏡をうまく利用してピアスホールの位置を確認して付ける方法は「ピアスホールが耳の穴の奥に向いている 」「ラブレットスタッドに慣れていない」という方におすすめです。


トラガスのピアスホールの位置を確認するには鏡が2枚必要です。

前面に1枚、手鏡のような小さいタイプの鏡を1枚用意します。

耳の穴の部分なので影になりやすいため、できるだけ光が当たる位置で作業しましょう。


また、洗面台には鏡が付いていることが多いでしょうが、排水溝にピアスやキャッチが落ちてしまう可能性があります。

できるだけ排水溝から離れた位置や、排水溝のない場所で作業すると良いでしょう。

ペンチを使って付ける

ペンチを使ってトラガスのピアスを付け替える方法は「ネイルが長くて耳の穴に指が入らない」「耳の穴が小さくて指が入らない」という方におすすめです。

ポイントはピアスホールの角度と同じ角度でピアスを入れていくこと。

ピアスホールの角度に合わせてピアスを通さなければ、なかなか前に進めません。


また、無理にピアスを通そうとすると、ピアスホールを傷つけてしまうかもしれません。

ペンチを使ってピアスを付け替える際には、先端が細いタイプのペンチを選びましょう。

軟膏を塗って滑りを良くして付ける

ファーストピアスの期間が短かった方は、軟膏やワセリンを塗って滑りを良くしてピアスを付け替えるのがおすすめです。

ただしピアスホールが安定している方に限ります。


ピアスホールに余裕がないと、付ける予定のピアスが以前付けていたピアスと同じ太さだとしても、なかなか入っていかないことがあります。

このようなときには、ピアスホールに軟膏やワセリンを塗り込むことで、痛みなく、スムーズにピアスを付け替えることができますよ!

軸(シャフト)の長いピアスを選ぶ

「ネイルが長くて耳の穴に指が入らない」「耳の穴が小さくて指が入らない」「ラブレットスタッドに慣れていない」という方は軸(シャフト)の長いピアスを選ぶのがおすすめです。


確かにラブレットスタッドを付ける際は、短い軸(シャフト)の方がイヤフォンを付けるときなど快適に過ごせるでしょう。

しかし、トラガスピアスの付け替えが難しいと考えてる方は、まずは少し長めの軸(シャフト)で付け替えにチャレンジしてみてはいかがでしょう。


長めの軸をおすすめする理由は、ペンチを使用してラブレットスタッドを付ける際にも、指でラブレットスタッドを付ける際にも、非常に持ちやすいためです。

ラブレットスタッドの軸の長さは一般的に6mm、8mm、10mm。


6mmだとはじめは短く感じる方も多いようなので、まずは8mmもしくは、トラガスの部分の軟骨が分厚い方は10mmを選びましょう。

サイズが心配な方は、自身でトラガスの部分(耳珠)の大体の厚さを測ってみてくださいね!

2人がかりで付ける

家族や友人に助けてもらえる場合、2人がかりでトラガスピアスを付け替えれば、安全面でも問題が起こりにくいでしょう。


2人がかりで付ける場合は、あなたがライトを耳に当て、もう一人が鏡とペンチでピアスを付けます。

このとき、ピアスホールの角度とラブレットスタッドのピアスの角度を確認しながら、ゆっくり通していきましょう。

出血する可能性があるので、ピアスの付け替えを手伝ってくれる方には手袋をしてもらうと、なお安全です。

6つの方法を試しても付けられない場合は?

以上で紹介した6つの方法を試しても、ラブレットスタッドのピアスの付け替えが難しい場合は、一度通常のピアスを付けて過ごしましょう。

もしかすると、あなたのピアスホールは、安定する前にファーストピアスを外してしまった未完成の状態なのかもしれません。


また軟骨ピアスはピアスホールが塞がるのが早いため、とりあえず前から付けるタイプのピアスを付け、機会を見て再度ラブレットスタッドのピアスに挑戦してみましょう。

【まとめ】自分に合う方法で付け替えてトラガスピアスを楽しもう!

この記事ではトラガスピアスの付け替えが難しい原因やトラガスピアスを付け替えるコツを紹介しました。

ほとんどの場合は、紹介した6つのコツを試すことで、付け替えることができますよ!


ただし、上記のコツを試したにも関わらず付け替えられない場合は、無理せず通常のピアスを使用しましょう。

無理にラブレットスタッドのピアスを付けようとすると、ピアスホールを傷つける恐れがあります。


自分の耳の形状やピアスホールの形状に合った方法で付け替え、安全にトラガスピアスを楽しみましょう。

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