ボロボロになって、使わなくなったバドミントンのシャトルをメルカリで売りたいんだけど、配送方法とか調べるのが、地味に面倒…いっそ、まとめて捨てちゃおうかな…
捨てるのはちょっと待って!メルカリでの出品方法は4ステップで終わるから超簡単だよ!梱包材や配送方法、ポイントを紹介するから、一緒に見ていこう!
この記事の内容
- 中古シャトルの出品から配送までの流れ
- 梱包材や配送方法、料金について
- メルカリでシャトルを売るときのポイント
この記事でわかること
メルカリでバドミントンの中古シャトルは簡単に売れる
バドミントンチームや部活、少年団を運営している方は、ボロボロになったシャトルを処分する際「もったいない」と心が痛んだことがあると思います。
「中古のシャトルがフリマサイトで売れているのを見たことはあるけど、出品が面倒…」と諦めてしまっている方もいるでしょう。
しかし、実際の出品方法は非常に簡単です。
さらに、中古シャトルを100球単位で販売すれば、数千円ほどの売り上げになるため、チームの運営費の足しにうってつけですよ!
今回は、大手フリマサイトのメルカリで中古シャトルを売る方法を、4ステップでわかりやすく紹介していきます。
また、メルカリで販売するに適したシャトルの損傷具合や、おすすめの配送方法、梱包材、売る際のポイントについて網羅しているので、チェックしていきましょう!
【写真あり】どの程度の損傷までメルカリで売れる?
メルカリで中古シャトルを売る際に気になるのが、シャトルの損傷程度についてでしょう。
もちろん「メルカリが公式に中古シャトルの状態について言及している」ということはありません。
このため、どのような状態のシャトルでもメルカリで販売することは可能です。
ただ、初めてメルカリで中古シャトルを売る際には「こんなにボロボロで売れるの?」「売れた後でクレームが来たら嫌だな」と心配になると思います。
ですが、次に紹介する4ステップのうちのひとつ「商品の説明を書く」で、シャトルの状態を細かく記載すれば大丈夫!
そもそもメルカリで売れた中古シャトルのほとんどは、野球やソフトボールのバッティング練習に使われます。
野球やソフトボールのバッティング練習では、打球の精度ではなく、打球感を養うため、羽の欠けや折れは関係ありません。
多少大げさに言えば、コルクさえしっかりしていれば良いのです。
以下では、過去に筆者がメルカリで販売した中古シャトルの一部を公開します。
参考にしてみてください!
中古シャトルの出品から配送までの4ステップ!
メルカリで売れるシャトルの損傷程度を紹介しました。
ボロボロでバドミントンに使うのは難しいシャトルでも、バッティング練習用として売れることがわかりましたね!
ここからは、メルカリで中古シャトルを売る際の、出品から配送までの4ステップを噛み砕いて紹介していきます。
出品から配送までの4ステップ
- 写真を撮る
- 商品の説明を書く
- 金額を設定する
- 配送方法を選択する
ステップ1 写真を撮る
ステップ1は「写真を撮る」です。
メルカリを開いたら(もしくはダウンロードしたら)「出品」→「写真を撮る」を選択し、商品の写真を撮ります。
iPhoneやAndroidに搭載されているカメラで写真を撮るよりも、メルカリアプリから写真を撮るのがおすすめです。
メルカリアプリで写真を撮ると、あらかじめ1:1でサイズが調整されているため、後からサイズ加工する手間が省けますよ!
写真を撮る際のポイントは自然光を活かすこと。
夜に電気のついた部屋で撮影するよりも、柔らかい印象で「それらしく」見えますよ!
写真自体は最低2枚を掲載すると良いでしょう。
シャトル全体が見える写真1枚と、梱包材に入ったシャトルが見える写真1枚がベスト!
どのような梱包で送られてくるのか、事前に分かると、購入者も安心です。
余力があればシャトルの状態がわかる写真が1枚あるとさらに良いです。
シャトル全体が見える写真の例 梱包材に入ったシャトルが見える写真の例 シャトルの状態がわかる写真の例
ステップ2 商品の説明を書く
ステップ2は「商品の説明を書く」です。
まずは「商品の詳細」で、当てはまる状態を選択します。
中古シャトルの場合は「全体的に状態が悪い」を選択しておくのが無難です。
商品をよく見せようと、実際とは違った状態を選択してしまうと、売れても評価が下げられてしまう可能性があるため、注意が必要です。
そもそも、野球やソフトボールのバッティング用として売り出している中古シャトルは、どれも「全体的に状態が悪い」を選択しています。
このため「商品の状態の記載のせいで売れない」ということはないので、安心してください!
次に具体的な商品の説明ですが、参考までに筆者オリジナルの説明文を公開します。
以下、コピペOKです。
個数や定価など、細かい部分を変えてご使用ください!
オリジナル説明文
【商品名】野球トスバッティング練習用 中古シャトル120球
【商品の説明】
バドミントンの中古シャトル120球です。
メーカー…YONEX、ミズノなど
定価…1球あたり300円ほど
バドミントンの練習に使用したシャトルなので、バドミントンの基礎打ち用としては向きません。
コルク部分はしっかりしているので、野球やソフトボールのトスバッティング練習には十分使えます。
中古品かつ自宅保管のため、ご理解のある方のご購入をお待ちしています。
メルカリでの出品が慣れている方は、個数指定での販売を対応しても良いでしょう。
個数指定の販売を対応することで「商品や金額(単価)は気に入ったけど、こんなにたくさんはいらない」というターゲットに購入してもらうチャンスができます。
また、コメントでのコミュニケーションが不要と考える方は「即購入OKです」と一言、書き加えましょう。
ステップ3 金額を設定する
ステップ3は「金額を設定する」です。
メルカリで購入された中古シャトルの金額を調査すると、1球あたり10円~20円で取引されているものがほとんどでした。
そして、個数が多いほど、1球あたりの単価が安い傾向にありました。
複数回出品する予定の場合は、個数と金額設定で迷ってしまわないように、マイルールを決めておくと良いでしょう。
マイルール一例
50球以下のシャトルを販売…1球あたり20円
50球~100球のシャトルを販売…1球あたり17円
100球以上のシャトルを販売…1球あたり14円
また、メルカリは販売価格の10%の販売手数料が必要です。
商品が売れたら、販売価格から販売手数料と配送料が差し引かれ、残りがあなたの利益になります。
ステップ4 配送方法を選択する
ステップ4は「配送方法を選択する」です。
「配送について」の欄を埋めていきます。
まず「配送料の負担」の項目は「送料込み(出品者負担)」の選択がおすすめです。
その理由は、購入者に商品が選ばれやすくするため。
ほとんどの取引では 「送料込み(出品者負担)」が選ばれているようですよ!
次に配送の方法ですが「未定」の選択が無難でしょう。
「未定」にすることで、数ある配送方法を後からじっくり決めることができます。
また「未定」を選ばず、先に設定しておいた配送方法を後から変更することも可能です。
しかし、配送方法(たとえばPUDOステーションなど)や匿名配送に魅力に感じて商品が選ばれる可能性もあるため、トラブル防止のためにも「未定」選択をおすすめします。
最後に「発送元の地域」と「発送までの日数」を選択します。
1~2日で発送が可能であれば、「1~2日で発送」を選択しましょう。
短期での発送を魅力に感じる購入者は多いようで、他の日数を選ぶよりも比較的早く売れるそうです。
おすすめの梱包材・配送方法・配送料金は?
以上では4つのステップに分けて、メルカリで中古シャトルを売る方法を説明しました。
思いのほか簡単だと感じたのではないでしょうか?
ここからは、おすすめの梱包材や配送方法、配送料金について紹介します。
できるだけ安く済む方法をチェックしましょう。
おすすめの梱包材・配送方法・配送料金
- 梱包材
- 配送方法と配送料金
梱包材
もしも大量の中古シャトルがあるなら、こまごまと販売するよりも、いっぺんに大量に販売してしまった方が手間が省けるため、おすすめです。
筆者は一度に120球の中古シャトルを梱包材に入れて販売しています。
それでは、120球のシャトルが入るような、おすすめの梱包材を2つ紹介します。
1つ目は、シャトルを箱買いした際の紙製の箱です。
そもそもシャトルを箱買いすると、筒が10本、1本の筒に12球のシャトルが入っているため、1箱には合計120球のシャトルが入っていることになります。
当然、120球のシャトルも難なく入るのです。
むしろ、筒が無い分、少しスペースができてしまいます。
120球入れた後の余ったスペースには、もう少しシャトルを入れて、合計金額を変えて販売しても良いですね!
以下に紙製のシャトル箱の詳細を挙げます。
紙製シャトル用箱の詳細
- 箱の重量…329g
- 縦×横×高…14×34×39.5…計87.5㎝
- シャトル120球を入れた重量…950g
2つ目は、350mlの缶ビールを箱買いしたときの段ボールです。
この段ボールは、120球のシャトルがぴったりと収まるサイズなので、かなりおすすめです。
缶ビールは通常、350mlと500mlの2種類がありますが、500ml用の段ボールだと、かなりスカスカになってしまいます。
もしも、ビール箱買いする習慣がないのであれば、スーパーで無料で提供されているダンボールを探してみましょう。
350ml缶ビール用段ボールの詳細
- 箱の重量…193g
- 縦×横×高…13×28×40.5…計81.5㎝
- シャトル120球を入れた重量…811g
配送方法と配送料金
次に気になるのが配送方法と配送料金ですね!
できれば安く送って、少しでも多くの利益を受け取りたいもの。
結論から言うと、定形外郵便物(規格外)が、最も安価な配送方法です。
配送方法と配送料金の詳細について説明していきます!
定形外郵便物には規格内と規格外がありますが、先に挙げた2つの梱包材(シャトルの紙箱やビールの箱)で送ると、規格外が対象になります。
※規格外の対象は、3辺が90㎝以内かつ、4㎏以内なので、シャトルの紙箱、ビールの箱共にクリアです。
定形外郵便物(規格外)は全国一律の配送料金で、重さによって料金が変わります。
以下が定形外郵便物(規格外)の重量あたりの配送料金です。
定形外郵便物(規格外)の配送料金
- 50g…200円
- 100g…220円
- 150g…300円
- 250g…350円
- 500g…510円
- 1㎏…710円
- 2㎏…1040円
- 4㎏…1350円
シャトル120球をシャトルの紙箱もしくは、ビールの箱に入れて送る場合は、710円の配送料金がかかります。
以上がシャトル120球を送るのに、最も安価な配送方法です。
ただし、定形外郵便でシャトルを送る際には注意点が2つあります。
1つ目は、追跡サービスや補償サービスが付かないこと。
万が一に備えたい場合は、らくらくメルカリ便や、ゆうゆうメルカリ便を利用しましょう。
2つ目は、発送場所が郵便局に限定されていること。
郵便局の郵便窓口が開いている時間に発送する必要があるので、人によっては平日の発送が難しいでしょう。
以上の2点が心配な方は、 らくらくメルカリ便や、ゆうゆうメルカリ便 を利用する手もありますよ!
しかし、追跡・補償のサービスが付き、発送場所が多い分、定形外郵便よりも配送料が高くなってしまいます。
どのような配送方法が良いかは、あなたの生活スタイルで決めても良いですね。
らくらくメルカリ便や、ゆうゆうメルカリ便 の配送料金について気になる方は「メルカリ 配送方法 早わかり表」をチェックしてみましょう。
メルカリで中古シャトルを売るときのポイント
ここまで、中古シャトルをメルカリで販売する方法や、梱包材・配送について説明しました。
最後に、メルカリで中古シャトルを売る際のポイントを紹介します!
そのポイントとは、冬季(11月~3月)もしくは冬季直前(10月、11月)に出品することです。
メルカリで販売されている中古シャトルは、主に野球やソフトボールの練習に使われることを説明しました。
通常の練習は外で行いますが、冬季になると地域によっては室内で練習する野球・ソフトボールチームが増えてきます。
狭い室内や体育館では、硬い野球ボールの使用は危険なため、中古シャトルが重宝されるのです。
このため、中古シャトルは冬季に売れやすい傾向にあります。
出品も同様に、冬季や冬季直前に行うと、購入されやすいのです。
【まとめ】中古シャトルを売ってシャトルを無駄なく使い切ろう
この記事では、メルカリで中古シャトルを売る方法や、梱包材、配送方法・料金、売る際のポイントについて紹介しました。
メルカリで中古シャトルを売るのは、想像以上に簡単だったかと思います。
記事の内容を参考にして、まずは中古シャトルをメルカリで出品してみましょう!
うまく売ることができたら、ゴミになるはずのシャトルが、新しいシャトルを買うためのお金に生まれ変わりますよ!