石見銀山観光は駐車場の満車に注意！停める場所の最適解をチェック！

今度、石見銀山観光をしようと思うんだけど、車で行くべきか、バスとかで行くべきか迷ってるんだよね…

石見銀山へは車がとってもおすすめだよ！観光しやすい駐車場も紹介するから、一緒に見ていこう！

はじめに押さえておきたい石見銀山独特の観光方法

石見銀山は戦国時代から明治期まで銀の採掘が行われていた銀山で、2007年にはその歴史的価値から世界遺産に登録されました。

石見銀山の観光というと「銀山の坑道を散策するのかな？」と考える方もいるでしょう。

しかし、石見銀山の観光は銀山の坑道だけでなく、周辺の街並みもまた楽しむことができますよ！

石見銀山周辺の街並みのことを「大森の街並み」と言い、全長で約3kmの集落になっています。

片道で3kmの集落を一周するとなると、本来なら車が便利かと思います。

ただ、石見銀山では混雑防止のためマイカー規制がされているため、車で集落を巡ることはできません。

このため、石見銀山では駐車場に車を停めて、レンタサイクルで街を巡るのが、最もスマートな観光方法でしょう。

ここで重要になってくるのが、駐車場選びです。

石見銀山には3か所の無料駐車場がありますが、いったいどこの駐車場が観光に最適なのでしょうか？

以下で紹介していきます。

石見銀山の無料駐車場は3か所！満車になることも！

前述のように石見銀山には3か所の無料駐車場があります。

それぞれにメリット・デメリットがあるので紹介していきますね！

大森代官所前駐車場

まずは大森代官所前駐車場です。

駐車のメリットは、なんといっても唯一のレンタサイクルショップが徒歩1分の距離にあることでしょう。

さらに、大森代官所前駐車所は石見銀山観光の起点として便利な立地にありますよ！

レンタサイクルを利用するなら、大森代官所前駐車場がおすすめです。

デメリットとしては、20台弱とキャパが少ないため、土日祝日には早い段階で満車になる可能性があること。

このため、大森代官所前駐車場に停めたい場合は、午前中（心配な方は河村レンタサイクルが始まる8：30ごろ）に駐車しましょう。

石見銀山公園駐車場

次に紹介する石見銀山公園駐車場は、全長3㎞の大森の町並みの中間に位置します。

駐車するメリットは駐車場の目の前にお土産の売店があるので、お土産を買っても荷物にならないこと。

デメリットは、レンタサイクルショップへ約1km、徒歩で12分かかるため、自転車での観光には向かないことです。

また、駐車可能台数も40台なので、大森代官所前駐車場と同様、早い段階で満車になる可能性があります。

このため、石見銀山を徒歩で観光しようという方や、石見銀山周辺の集落を「ぎんざんカート」という車両で巡るという方以外は、なかなか観光しづらい位置の駐車場でしょう。

石見銀山世界遺産センター駐車場

石見銀山世界遺産センター駐車場は、大森の集落の外れに位置します。

駐車のメリットとしては、駐車可能台数が400台なので、ほとんど満車になることはない、という点。

また、石見銀山世界遺産センターを事前に見学することで、石見銀山観光をより楽しめるでしょう。

デメリットは、大森代官所跡（1つ目に紹介した駐車場付近）まで行くのに約3km（徒歩33分）と少し遠い点です。

「石見銀山世界遺産センター」から「大森代官所跡」までは片道240円のシャトルバスを利用しなければなりません。

最適解は「大森代官所前P」レンタサイクルが近い！

石見銀山の3つの無料駐車場を紹介しました！

石見銀山を観光するにあたって、3つの駐車場の中で最もおすすめなのは「大森代官所前駐車場」です。

やはり、石見銀山唯一のレンタサイクルショップが近くにあると楽ですよね！

レンタサイクルショップまでの移動時間や「ぎんざんカート」の待ち時間「石見銀山世界遺産センター」から「大森代官所跡」へのバスの待ち時間・・・といったロスタイムを最小限に抑えられますよ！

反対に、時間がたっぷりある方は石見銀山世界遺産センターを見学してから、ハイキング感覚で石見銀山や大森の街並みを徒歩で巡ってみても良いでしょう。

次におすすめのレンタサイクルショップを紹介します！

おすすめのレンタサイクルショップは？

石見銀山には2023年4月現在、レンタサイクルショップは「レンタサイクル河村」の1店舗しかありません。

他のサイトやマップの情報では「貸自転車弥七」というレンタサイクルショップが紹介されていることもあります。

しかし筆者が実際にお店の方に聞いてみたところ「貸自転車弥七」は「レンタサイクル河村」と併合して、今はもう無くなってしまったそうです。

「レンタサイクル河村」では同じ集落内の「お食事処おおもり」で食事をすると、30分延長無料になるサービスを実施しています。

※公式サイト「おおもり会館」では1時間無料と紹介されていますが、誤った情報だそうです。（2023年4月26日電話にて確認済み）

また「レンタサイクル河村」では電動アシスト自転車と普通自転車が用意されています。

店主によると、石見銀山は坂が非常にきつく、95％以上のお客さんが電動アシスト自転車を利用するそうです。

体力面で心配な方は、電動アシスト自転車の利用がおすすめです！

自転車は計100台ありますが、連休などの繁忙期には一時的にすべての自転車が貸し出されてしまうこともあるよう。

しかし、自転車の利用時間も設定されているため、30分も待てば自転車を利用できることがほとんど、とのことです。

電動アシスト自転車の場合は2時間の制限があります。

このため、効率よくまわるには、石見銀山の坑道（龍源寺間歩）などの遠いところから順に見てまわるのがおすすめです！

石見銀山の効率の良いまわり方については以下の記事で紹介しているので、参考にしてみてください！

鋭意執筆中につき、公開までしばらくお待ちください！

レンタサイクル以外に「ぎんざんカート」という手も！

石見銀山では観光客に対してマイカー規制が行われていると紹介したように、地球に優しい移動を提案しています。

その代表例が、石見銀山グリーンスローモビリティ「ぎんざんカート」の運用です。

6人乗りのゴルフカートで、石見銀山の端から端までを運行しています（大森会館所跡⇔龍源寺間歩）。

レンタサイクルがすべて貸し出されていたり、レンタサイクルの返却後に回り切れなかった場所を訪れたりするのに利用できるでしょう。

また、雨天で自転車を利用するのが難しい際にも利用できますね！

ただし、土日や連休中は、ぎんざんカートの乗車希望者が多く、乗れないこともあります。

このため、やはり「大森代官所前駐車場」に駐車後「レンタサイクル河村」で自転車を借りるのがおすすめです！

【まとめ】スマートな駐車場選びで石見銀山を楽しもう！

この記事では、石見銀山独特の観光方法、3つの無料駐車場や、レンタサイクル情報、ぎんざんカートについて紹介しました。

効率よく石見銀山を観光したい、ハイキング気分で石見銀山を散策したい、事前にしっかりと知識をつけて石見銀山を楽しみたい…など

あなたのニーズに沿った駐車場は見つかったでしょうか？

石見銀山観光の前にこの記事に出会って、駐車場情報を知ることで、石見銀山を楽しみ尽くしてもらえると嬉しいです。