トラガスを開けてしばらく経ったからファーストピアスを外したいんだけどキャッチが固すぎて取れないよ…できれば病院とかには行きたくないんだけど…
ファーストピアスが取れないと、ちょっと不安になるよね… でも大丈夫!ほとんどの場合は家にあるもので取れるよ!
この記事でわかること
- トラガスのファーストピアスを取る方法
- ファーストピアスを取る判断方法
- ファーストピアスを取るときの注意点
この記事でわかること
トラガスのファーストピアスが取れない!病院行くべき?
トラガスは軟骨ピアスの中でも人気の位置ですね!
ピアッシングが少し難しい部分と言われていますが、うまくピアスホールが安定すると、ほどよく目立つ部分です。
このように、トラガスは特にピアスのモチーフが目立つ位置のため、ピアスホールはきれいに仕上げたいもの。
ピアスホールをきれいに仕上げるのに重要なファーストピアスですが、実はトラガスの位置はファーストピアスと耳の構造上、取れにくくなってしまうケースがあるのです。
「どれだけ力を込めても、取れない!病院やピアススタジオに行くべきなの?」と不安になる方もいるでしょう。
ですが安心してください。
固くて取れないファーストピアスは、家にあるものを利用して、簡単に取れますよ!
この記事ではトラガスのファーストピアスの取り方やファーストピアスを取る判断基準、ファーストピアスを取るときの注意点や、トラガスのセカンドピアスの取り方を紹介します!
トラガスのファーストピアスを取る2つの方法
病院やピアススタジオに行かなくても、トラガスのファーストピアスは取れるということが分かりましたね!
ここではトラガスのファーストピアスが取れないときにすべき手段を2つ紹介します。
どちらも家にあるものを使って工夫すると簡単に取れるので、おすすめの方法ですよ!
トラガスのファーストピアスを取る方法
- ピアスのヘッドを固定しキャッチを取る
- ペンチでキャッチを緩めて取る
ピアスのヘッドを固定しキャッチを取る
ファーストピアスのキャッチが取れないときは、キャッチを回しながら取ろうとするでしょう。
しかし、キャッチだけを回しているつもりでも、実際にはピアスごと回ってしまっていることがあります。
このため、ピアスのヘッド部分を固定する必要があるのです。
しかし、下の写真のような丸いヘッドのファーストピアスの場合は、どうしても指が滑ってしまうため、素手でピアスヘッドを固定するのは難しいでしょう。
このとき利用できるのが、ゴム手袋や指サックなどの滑り止め効果のあるラバー素材のものです。
他には指に両面テープを巻き付けて、ピアスヘッドを固定する方法もおすすめです。
以上の方法でキャッチを取ろうとしても、難しい場合は次に紹介する方法を試してみましょう。
ペンチでキャッチを緩めて取る
そもそもファーストピアスは通常のピアスと比べて、キャッチが取りづらく作られています。
この理由はファーストピアスは数か月にわたって着けるため、簡単にキャッチが取れないようにする必要があるからです。
ですから、ファーストピアスのキャッチを取るには、それなりに外すための力が必要と言えます。
しかしトラガスのファーストピアスを取るには、耳の小さな穴の部分でキャッチを取る作業をしなくてはなりません。
このため、キャッチを取ろうにも、うまく力が入らず、なかなかキャッチが取れないのです。
ここでおすすめするのが、キャッチを緩めて取る方法です。
無理な力をかける必要がないため、安全に取ることができますよ!
キャッチを緩める方法
- キャッチの2つの輪の部分にペンチの先を入れる
- ピアスヘッドをペンチを持つ手とは反対の手で固定する
- ペンチを使ってゆっくりとキャッチを緩める
ファーストピアスのキャッチ(バタフライキャッチと言います)は2つの輪がピアスの軸の部分を挟むことで固定されています。
この2つの輪をペンチを利用して離すことで、簡単にキャッチが外れる仕組みです。
家にペンチがなければ、眉用ハサミなど小さなハサミを利用してもOK!
可能であれば、2人がかりで作業するのが安全ですが、1人でも注意点を守ることで、安全に取り外せますよ!
トラガスのファーストピアスを取るときの注意点については後述しています。
そのファーストピアス本当に取ってOK?判断方法を紹介!
トラガスのファーストピアスを取る方法を紹介しました。
ところで、あなたの付けているファーストピアス、本当に取っても大丈夫なのでしょうか?
ここでは、ファーストピアスを取るときの判断方法や判断基準について説明します!
ファーストピアスを取る判断方法
- 決められた期間付けているか確認する
- ピアスホールが安定しているか確認する
決められた期間付けているか確認する
病院やピアススタジオでピアスを開けた方は、ファーストピアスの使用期間を指定されている場合があるようです。
一般的には耳たぶは1か月~2か月、軟骨だと3か月~半年の期間はファーストピアスを外さない方が良いとされています。
このようにファーストピアスを付けておく期間に幅があるのは、人によって治癒力や耳の厚さなどの条件が異なるから。
膿などのトラブルの有無でも、ファーストピアスの使用期間は異なってきます。
このためファーストピアスを外すとき、まずは使用期間の確認、次にピアスホールの状態の確認をしましょう。
ピアスホールが安定しているか確認する
ファーストピアスの使用期間を確認したら、ピアスホールが安定しているか確認をしましょう。
ピアスホールの安定を確認するポイントは以下の10個です。
ピアスホール安定のポイント
- 出血がない
- 分泌液がない
- 膿がない
- 痛くない
- 腫れがない
- 痒みがない
- 赤みがない
- ピアスホールがくぼんでいる
- スムーズにピアスを回せる
- スムーズにピアスを前後に動かせる
以上のポイントをクリアしたら、ファーストピアスを取ることができます。
ここで意外と見落としがちなのが、分泌液です。
安定しているように見えるピアスホールも、内部では傷が乾かず分泌液が出ていることがあります。
不安な場合は、もう少しファーストピアスを付けておくことをおすすめします。
【注意】ファーストピアスを取る際気を付けること3選
ファーストピアスが取れる条件をクリアしたら、いよいよファーストピアスを取りましょう。
ここではファーストピアスを取るときに気を付ける点を3つ紹介しています。
特にトラガスのファーストピアスを取るときに注意するべきポイントが詰まっているので、必ず確認してください!
ファーストピアスを取るときの注意点
- 無理に手で取らないようにする
- 取ったキャッチを耳の穴に落とさないようにする
- ペンチや眉用ハサミで耳を傷つけないようにする
無理に手で取らないようにする
トラガスは小さな耳の穴の部分でキャッチを外す必要があるため、キャッチを手で取ろうとしても、なかなかうまく力が入らないでしょう。
また、一言にトラガスといっても、ピアスホールの向きが耳の穴の奥に向かっていたり、軟骨が厚かったりと、人によって大きく特徴が異なります。
このような個別の特徴によって、さらに取りづらくなる位置です。
しかし、たとえキャッチが取りづらいからと言って、力づくで無理にキャッチを取らないようにしましょう。
無理な力をかけると、ピアスホールを痛めてしまう可能性があります。
さらに、思い切り引っ張ることで、指の腹や爪を傷つけてしまうこともあるので、キャッチが取れないと思ったら、ペンチを使用する方法を試してください。
取ったキャッチを耳の穴に落とさないようにする
トラガスは耳の穴付近で作業をするため、ファーストピアスのキャッチを耳の穴に落としてしまう可能性があります。
おそらく耳の穴に落としてしまっても、簡単に取れるでしょうが、万が一、耳の穴の奥に落ちてしまってもいけません。
ペンチを利用してキャッチを取る場合は、キャッチの輪からペンチの先を抜かずにそのままペンチごとキャッチを取りましょう。
また、キャッチはコロコロと転がりやすいため、耳の穴だけでなく、排水溝にも落としてしまいがちです。
ファーストピアスを取る作業をするときは、洗面所など排水溝が近い場所は避けるべきです。
ペンチや眉用ハサミで耳を傷つけないようにする
ファーストピアスを取るときにペンチや眉用ハサミを利用する場合は、当然、自分でペンチやハサミの先端部分を目視できるわけではありません。
おそらく鏡を使っての不自由な作業になるでしょう。
このため、ペンチやハサミの刃で耳を傷つけないように気を付けてください。
キャッチを緩めるときには、ゆっくりとペンチやハサミに力を入れていくのがポイントです。
もしも可能であれば、2人がかりで作業すると安全です。
トラガスにつけたセカンドピアスが取れないときは?
トラガスのセカンドピアスはラブレットスタッドを選ぶ方が多いでしょう。
ここでは、ラブレットスタッドが取れないときの外し方を簡単に紹介します。
ラブレットスタッドのピアスは、ネジ式のヘッドを回して脱着します。
このため、ヘッドを回すときに軸も一緒に回ってしまわないように、ペンチでピアスの軸を固定しましょう。
ネジ式のヘッドが固いときは、ゴム手袋や指サックを使う、指に両面テープを巻く…など、滑り止め効果を利用して、セカンドピアスを外すことができますよ!
またトラガスのセカンドピアスの付け替えが難しいという方は「トラガスピアスの付け替えは難しい?原因と付け替えのコツを紹介!」の記事を参考にしてみてください!
【まとめ】トラガスのファーストピアスは家にあるもので取れる!
この記事では、トラガスのファーストピアスが取れないときのキャッチを取る方法、ファーストピアスを取る判断方法、注意点について紹介しました。
紹介した方法は、どれも家にあるもので実践できるため、落ち着いて作業をすれば、問題なくファーストピアスを取れるでしょう。
しかし「それでも取れない」ということが稀にあります。
ピアスの軸が湾曲してしまったり、固いかさぶたのようなものが、キャッチに付着してしまっている場合です。
この場合は一度病院やピアススタジオなどで診てもらいましょう。
ピアスホールの状態も診てもらえますよ!
まずは受診予定の病院やピアススタジオに電話して、対応してもらえるかどうか、確認してみてくださいね!